02/03/10 屋根の修理
 朝一番の仕事。養生という、周囲へ埃や塵が飛び散るのを防ぐ幕を張ります。
 家を修理する時に一番最初に気にしなければいけないことは、付近に住んでおられる方々への迷惑を最小限に抑えなければいけないということ。
 屋根の上から小さな小石一つ落としただけでも、下に歩いている人に当たれば大きな怪我につながりかねないので、養生は特にしっかりと作らなければなりません。
 家の外壁に直接角材を打ち付けて、そこにブルーシートを貼り付けることで養生を作っていきます。
 そしてこれが実際の屋根瓦。見るからに傷んでおります。しかも非常に大量の瓦が並べられているために、全部をはがして下の土をどかすだけでも大変な作業になります。
 この日は結局約15%くらいの瓦しかどかす事が出来ませんでしたが、メンバーたちが作業のコツを少しずつ掴んでいったので、次はもっと効率よく出来ると思います。
 古い瓦をどかしたら、新しい瓦を乗せるまでの間はブルーシートで防水します。
 瓦をどかすことがメンバー全員にとって慣れないことで、かなり緊張感を持って作業をしていた為に、最後のブルーシート張りの段階で相当に疲労がたまっていました。
 常に高所で、しかも足場の不安定な場所での作業なので、一日作業を続けると精神的にもかなり疲れます。
 が、ここを乗り切ってしまえば後はどうとでも好きなように出来るはずだという期待感を原動力にガンガン働きます。
 心強いアドバイザーD工さん。常に的確な指示をしていただき、しかも修理の手順についても自ら作業を実際に行いながら指導してくださるので、修理がはかどる上に素人だけでやっているのではないという安心感を感じさせてくださいます。
 屋根の上で一息つくメンバーたち。

 屋根の上から海岸や港、遠海の島や夕日など色々な光景が一望できて、それが見られただけでも「やってよかったなぁ」と実感できます。

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