02/04/28 土をつくる
 屋根の解体のときに大量に下ろした土は、そのままでは使えないのですが、ちゃんと必要な加工を加えてやればまた屋根に盛ったり、壁に塗ったりと使えるのです。
 D工さんやまぶりっと君曰くどうやら非常にクオリティーの高い土らしく、粘りがあってキメも細かい良いものらしいです。
 で、その土があまりにも多いので家の裏庭にプールのようなモノを作ってそこで捏ねることにします。
 そのプールに入れる土は屋根から一旦床下に落としたものなので、それを集めて裏庭まで運ぶのですが、この土集めの作業がとても大変なのです。
 なにせ床下がコンクリートなんかではなくて、そのまま土の地面なので、どこまでが屋根の土でどこからが地面なのだか良く分からないのです。それを見極めつつ丁寧に土を集めていきます。
 その土にワラと水を加えてひたすら捏ねるのですが、水とワラををたっぷり含んだ泥はとてつもなく重く、なかなか上手くかき混ぜる事が出来ないのです。まさに力仕事!マッスルワーク!
 で、色々試したのですが、プールに直接入って足でかき混ぜつつどこが上手く混ざっていないのかを足の感覚で確かめていくのが一番正確で速いということになり、その方法を採用しました。
 しかし、この作業、見た目よりもかなりハードなのです。一旦底まで足を踏み込むと中々前にに進めないくらいに土が絡まりついて重たくなるのです。粘りのある良い土だからこそこうなるのでしょうが、おかげで腰から下が全部筋肉痛になりました。

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