02/11/24 垂木のとおりを出す。
 こちら側の屋根の軒先は、桁を一部交換したあともあったりして、かなり高さが狂っていた。
 それをきっちりとそろえてやらないと上手く瓦を葺いてくことが出来ないので、まずはそこから修理しました。
 前回垂木を支える桁をジャッキアップしたのですが、元々曲がっている桁の上に垂木を乗せるために幾つもの「噛ませ」が必要になります。この作業でできれいに通りが出て垂木1本1本が見事に平行に並びました。
 こちら側は桁が新材に変えられていた部分もあり、桁の角度を修正するところからの作業となりましたが、D工名人がこられる前に自分たちだけでやった割には案外すんなりと出来てしまって柑子庵たちもちょっとびっくりです。
 これが一番外側のひどく傷んだ部分。桁の一部が腐りすぎていて、このまま垂木を乗せることが出来ないために、桁の内側から当て板をしてそこに垂木を架ける事にしました。
 このやり方だと当て板が室内に露出してしまって不細工なので、この部分だけの小さな天井を作って見えなくしてしまおうという、D工名人からの提案を採用させていただくことにしました。
 要するに風呂場の脱衣所に風呂場テイストあふれる涼しげな天井を作ろうということです。
 
 そうやって軒先が修理されているころ物置き場では古い瓦のうち状態の良いものだけを選別して室内に持ち込みます。

 割れているものや汚れのひどいものはすべて回収業者に引き取ってもらう予定です。

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