04/11/21 片付け〜建具を入れる
相変わらず続く掃除+片付け作業。以前と違って不要とみなされた物は容赦なく捨てられていくのでやり易くはなっているけど、1回の掃除で出るゴミの量が半端じゃないのでとてもたいへん。
業務用の掃除機も駆使します。隙間に入り込んだ土ぼこりをこまめに吸っていくことでその後の掃除も楽になるのです。
この日の作業で出た土の量はこれだけ。春の間の床下にあった分です。秋の間は以前に土を撤去しているので後は冬と夏。かなりの量が出ることは必至。今後この土をどうするかが課題です。
冬の間の作業棚を夏の間横の廊下に移動。各部屋の修理作業の邪魔にならないようにします。
さて、ここからは実はほとんどがテクニカルアドバイザーD工さんの手による作業なのです。
全体的に震動に弱いと思われる柑子庵を補強するために柱及び壁の増設をします。元々鴨居のあったところにきっちりと柱がはまっていてとても美しい仕上がり。
各部屋を隔てる敷居は傷みが激しいのでほとんど交換です。これは秋の間と春の間を隔てる敷居です。
そこに入った建具はこれ。下半分に擦りガラスの入った障子戸。障子紙は傷んでいるので後々すべて張り替えるとして、枠自体はしっかりとしていてかなり良いものです。
こちらは冬の間と春の間を隔てる部分。柱を新設して敷居を交換。そこにはガラス張りの建具が入ります。
建具のない部分に壁を新設して家の補強とするわけです。
新しく入った2種類の建具。見事です。
いきなり部屋が部屋らしくなって見違えるようです。新しく入った敷居や建具を傷めないように作業をすることが今後の重要課題なんですよねー。たいへんだ。


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