04/12/12 壁の増設
D工さんからの宿題、増設した壁の内側に補強材を入れて柱の下に支えを入れる。

横に渡してある角材のピッチが一定でないのはご愛嬌。とりあえず3本も入ってれば頑丈なはずだ!とだけ考えて作業をしていたらこうなってしまいました、へへ。
そして問題はここ、柱が大引の上に乗っているだけなので多少不安。それを解消するために柱を直接受ける補強用の支柱を下側に設置するべし!と言い放ってD工さんは去っていきました。

途方にくれる柑子庵たちは色々考えた末に、「柱を受けるための柱ならば、単純に同じサイズの柱を、大引に当たらないように削って入れるしかないな」という至極当たり前の結論を導き出しました。

ただ、筒井の脳裏には前回作業時、D工さんに
「その方法は難しいから、左右から2つのパーツで支えてやりなさい」
という指示を頂戴したことがよぎりましたが、
「一生懸命やったら何だって出来る」
ということにして中尾、上野の2名を適当に丸め込んで作業開始。
まずこういうパーツを作りました。

とにかく墨さえちゃんと打てれば後は切るだけなんやし、寸法をとにかくちゃんと測ろうということで気をつけたのは

・溝の幅は大引の幅に対して1分だけ広くとる
・溝の深さは大引の高さに対して3分ほど広くとる
・柱を真っ直ぐ垂直に支えられるように、垂直に溝を切る
・左右の部分が過不足無く柱を支えるようにする

ということ。それ以外は適当。「後は石で調節だな」、くらいの感じで進めます。
写真では分かりにくいですが、まずは柱の真下に平らな石を置いてから、このパーツを差し込みます。

いきなりスコンと入るようでは何の支えにもならないので、多少きつめになるように石の高さを調節して、後はハンマーで叩きながら少しずつ押し込みます。

せっかく作ったパーツが割れるのでは?とビビリながらコツコツ叩いて少しずつ少しずつ、入れ終わったのがこの状態。
手前側(冬の間側)

過不足無く柱が乗るように!と思ってちゃんと寸法を測ったにもかかわらず、最後にとんでもないミス!

入れる向きを間違えたために少し奥にずれてしまいました・・・

やはり素人集団柑子庵、詰めの甘さが分かりやすい。
奥側(春の間側)

反対側が凹んでいる分こちらは当然出っ張っています、あぁ、悲しいな・・・

けどさすがは適当集団柑子庵、やり直しません。「大丈夫、これで十分支えになってるさ」の一言で全員納得。

作業終了。

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