03/03/22
 No.03の部屋の天井の板を剥がしてきれいに洗います。しかし、その天井の上には1年間の作業で溜まりに溜まった土がのっているのでこれがもう大変なのです。
 板をどかしただけでこんなにも土ぼこりが・・・この土が家の各部位に散らばっていて、それを全部きれいにふき取ってあげなければいけないのです。
 これがもう本当に重労働で、出来れば大人数のときにやりたいと思ってるのですが・・・
 さて、剥がした板はひとまずホースの水でバシバシと洗ってやります。塊になっている土を落としてから拭かないときれいにならないのです。
 後は弱アルカリ性のクレンザーを使って亀の子だわしでひたすらこするのみです。
 普通はある程度土を落としてやればOK、昔の色を残す感じでやる物らしいですが、今回は徹底的に磨いて木目が復活するまでこすります。

 全部で十数枚ある板のうち、この日磨き終えたのは6枚。5人がかりで何時間かかけて6枚しか磨けなかったのは、僕らにパワーが無かったのではなく、それほど長年にわたって古材に染み付いた土の色や墨の色が強かったということです。

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