04/05/05 秋の間着手!!
 まずは壁の下ごしらえ。写真右の部分に見えているような黒い壁は仕上げが漆喰になっているところ。
 この漆喰は普通の土と混ぜると良くないのですべてはがします。
 そうすると中からベージュ色の壁が見えてくる。

 ここまで準備したら早速壁を抜きます。
 壁を抜くには外の板張りがじゃまになるてことでこれもバリバリはがします。
 比較的最近に修理されたであろう外壁の板ですが、この際はもう仕方なし、もったいないけど剥がします。
 D工さんと筒井は剥がした板の下にある土壁をざくざくとぶち抜くチームを結成。

 気合入れて行きますぞ!
 で、バールでもってガンガン叩こうかと思いきや、そっと触っただけでもボロボロと崩れるほど中の壁は弱ってました。
 バールなんか無しで素手でバリバリとはがれるとんでもない弱さの壁。
 今までこんな壁に包まれていたかと思うと冷や汗たらりですなぁ・・・
 で、ほとんどの壁を難なく落としたら、壁の中にあるヌキというパーツが傷んでいることが分かったので早速交換します。
 最近の家のヌキは5分(1.5センチ)ほどのものが多いそうですが、柑子庵は何せ江戸時代のもの、ヌキの厚さも1寸(3センチ)と通常の2倍!!
 こりゃ頑丈な壁が出来そうだよ。
 修理をリードしてくれるのはD工さん。リードというか、そのスピードに全くついていけない柑子庵はただひたすら感動するばかり。
 あっという間にヌキの交換終了!、美しいなぁ。
 で、まずはこんな感じに解体できました。今回はそれだけでは終わらない柑子庵。

 さらにガンガン進めますよー。

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