06/12/10 夏の間
夏の間はついに内装に取り掛かります。

構造用合板で補強した壁の仕上げを割竹にするべく、竹を割ったり削ったりを筒井父が受け持ちます。

あまりに動きがすばやいためにピンボケの筒井父。
大雑把に並べるとこんな感じです。

竹が真っ直ぐでないので隙間がいっぱい出来てしまいますので、その隙間から見える部分を黒く塗ってコントラストをつける予定です。
基準となる一番左の竹は半分に割った竹、それ以外は細かく割って平たく削った竹を打ち付けます。

打ちつける前に壁を黒く塗った方が良いとか、竹を綺麗に洗った方が良いとか色々と意見が出たのでここでストップしてありますが、いつでも完成に持っていける状態です。
冬の間と夏の間を隔てる壁には大きな筋交いが入っており、これだけはどうしても外すことが出来ないと判断したので上から板を打ち付けて隠してしまうことにしました。

その上から竹を打つので壁自体はかなりの厚みになりますが、元々いびつな柑子庵、少々のことは気にしないでバリバリ進めます。
壁を隠すには板を打ち付ける必要があります。その板の周囲には枠組みが必要ということでその枠はD工さんが拵えてくれました。

写真では分かりませんがかなり複雑な形状をしております。

合板がサクッと入る溝が彫ってあったり、柱にビスを打つためにL字形状をしていたり。

なにせ素人では絶対に作れないパーツです。本当にいつもいつも有難うございます。
この1枚の写真の為に秋の間のページを作るのが面倒だったのでここで紹介しますが、秋の間の床板もばっちり打ち付けました。これでどの部屋にもスイスイ移動できますよ。
さらについでに昼食の時には七輪で焼き鳥を焼きました。焼きましたといっても焼き上がりで売ってるやつを買ってきて暖めただけなんですが、これで十分雰囲気が出るもんなんです。

早く作業抜きでこういう時間を楽しみたいものだ。

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